京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFASと呼んでいます)グローバル地域研究研究科の中に池亀研究室はあります。ASAFASは修士・博士一貫の5年間の大学院です。
池亀研究室ではインド・南アジア世界および印洋インド洋世界におけるさまざまなテーマの研究を行うことが出来ます。ASAFASでは現地語を学び現地に一定期間滞在して、現地の視点からさまざまな現象を見ることを推奨しています。
社会・文化人類学、社会学、歴史学、政治学、開発研究などの知見を活かしながら新しい知の生産に参加してみませんか?
The Ikegame Laboratory is part of the Global Area Studies Division at the Graduate School of Asian and African Area Studies (ASAFAS). ASAFAS is a five-year integrated master's and doctoral program.
We encourage the production of new knowledge, drawing on theoretical and methodological insights from social and cultural anthropology, sociology, history, political science, development studies and other related fields.
かつて隔離の場であったインドのハンセン病コロニー。現在は世代交代が進み、病気を持たない子孫たちが暮らす「普通の村」へと変わりつつあります。「差別と物乞い」という古いイメージを超え、今の住人たちはどう働き、誰と結婚し、生き抜いているのか。現地での暮らしに密着し、変化し続けるコミュニティの逞しい生存戦略に迫ります。
「エンジニアか医者か」。インドの過熱する受験戦争の裏側には、寄宿型予備校「コーチングセンター」の存在があります。成功を夢見る一方で、過度な競争は自殺や格差といった深刻な影も落としています。一大拠点ハイデラバードでの現地調査から、生徒たちのリアルな声を集め、加熱する受験産業と現代インド社会の今を解き明かします。
ガーンディーが独立運動の象徴とした手紡ぎ布「カーディー」。その素朴な布がいま、サステナブルなファッションとして現代インドで再評価され、社会を変える力になっています。発祥の地グジャラート州で、職人やデザイナーと共に糸を紡ぎ、対話を重ねることで見えてきた、伝統布が織りなす新たな可能性と現代的な意義を探ります。
従来の「インド料理」像に当てはまらない新しいタイプの「モダン・インド料理」が、外食空間に出現しています。宗教・カーストに根差した食規範や政治的リスクと、食の楽しみを追求するフーディー的な価値観はいかに折衝しているのか。レストランや料理学校などの調査を通じて、「本物のインド料理像」の成立を、ガストロポリティクスの視点から探ります。
世界最大のミルク生産国であるインドのウシ飼育は、開発と宗教的厳格さの双方の作用により独自の形に発展してきました。農村地域の人々は、どのようなウシをどのように飼育することで、宗教的規範を逸脱することなく利益を得ているのでしょうか。農村地域のフィールドワークにより、人々とウシの重要な関係性を明らかにします。